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NO.217
平成12年1月11日火曜日


12月単月の売上高は19億7,600万円で24.7%増
4〜12月の売上高は170億4,100万円で19.2%増
■サカイ引越センター

サカイ引越センター(本社・大阪府堺市、田島治子社長)は昨年12月の業績をまとめた。それによると12月単月の売上高は19億7,600万円で前年同月比24.7%増、経常利益は2億8,000万円で同57.6%増となり、高い伸びとなった。4〜12月累計の売上高は170億4,100万円で前年同期比19.2%増、経常利益は16億6,200万円で同4.5%増となった。昨年伸び悩んだ中部・東海地区の伸びが目立ち、12月単月の売上高は前年同月比56.1%増、4〜12月累計で前年同期比31.7%増と好調に推移した。中部ブロックだけでみると12月単月の売上高は同80.6%増、4〜12月累計では同43%増となっている。前期でダウンした近畿地区も12月単月で同13.6%増、4〜12月累計で同12.1%増と2ケタ増に回復している。同社の売上高は昨年7月以降伸び率が急増しており、単月の伸び率は7月25%、8月18%、9月25%、10月18%、11月17%、12月25%と高水準で推移している。

平成12年度目標は売上高278億7,200万円、経常利益52億2,500万円

サカイ引越センターは1月7日、ブロック長会議と支社長会議を開催した。ブロック長会議でまとめた平成12年度(13年3月期)計画は、売上高278億7,200万円、経常利益52億2,500万円となった。各ブロックの12年度計画をまとめたもので、これについて田島憲一郎会長は「売上高は達成できるだろうが、経常利益は難しい数字だ。しかし、達成に向けて全力をあげたい」としている。席上、田島会長は、各ブロックが掲げた売上高と経常利益目標が達成できれば、そのブロック長に100万円、全ブロックが目標を達成した場合は全ブロック長に1,000万円プレゼントすることを約束した。

拠点展開については、関東地区ではピーク前に船橋、国立(2支社)の3支社を開設するほか相模原支社の分割(町田支社開設)、ピーク後に小田原支社の開設などを予定。中部地区では1月13日に沼津支社(沼津市宮前町14−3)を開設するほか、刈谷への出店も検討。近畿地区では、豊中支社分割(吹田支社開設)のほか、びわこ支社の移転分割も予定。九州地区では2月末に久留米支社を開設するほか、今年中に熊本、鹿児島にも支社を開設する。このほか仙台や新潟などへの拠点展開も検討しており、今年前半までに10支社程度の開設を計画している。「こうした拠点展開に加え、既存店所の売上高を20%アップしていけば、売上高300億円の達成も難しくはない」(田島憲一郎会長)と強気だ。

第4次電算機システムについては、NTT西日本に委託し、4億8,500万円をかけて整備する(最終的には6億円程度かける)。新システムは売上高400億円、200店舗体制までカバーできる能力となる。さらに営業マンに車載端末(当面80台)をもたせ、効率化と情報化を進める。

支社長会議では、平成12年度の目標達成に向けた営業力強化の徹底を図った。ISO9001の認証取得については現在、関東地区で取り組んでいるが、5月から近畿地区と中部地区でも着手し、今年中の認証取得を目指す。1年前にスタートした技術研修・認定制度の「サカイマイスター制度」の充実も図っていく。会議では、マナー向上委員会、技術向上委員会など6委員会の活動報告も行われた。


年商400億円が射程距離。 業界第2位を目指す
■サカイ引越センター

サカイ引越センターは1月7日、堺市内のホテルで西日本地区の新年祝賀会を開催した。 冒頭、田島憲一郎会長は、「今年は“サカイの年”になる。これまでの“守り”の姿勢から“攻撃”に転じたい。攻撃は最大の防御という言葉通り、攻めの姿勢をとっていく。平成12年度はうまくいけば売上高300億円の大台に乗せることができるかもしれない。年商400億円が射程距離に入ってきた。これまで胸の中に秘めていたが、日本通運に次ぐ引越業界第2位を目指して頑張りたい。今期の業績については売上高目標の230億円は確実に超えそうだが、経常利益30億円は難しい。28億円程度になりそうだ。しかし、拠点展開は順調に進み、増収体制が整ってきた。平成12年度は飛躍の年にしたい」と挨拶した。

続いて、田島治子社長は、「昨年は『誇れる会社に。誇りをもつ社員に』を合い言葉にしてきたが、今年はこれに『夢のもてる会社づくり』を加えたい。会社が急速に大きくなるなか、社員が心を一つにすることが大切だ。危機管理についても自覚をもって対処してほしい。第4次電算機システムが今年からスタートする。これは将来のサカイを見据えた投資であり、全員が協力していただきたい」と述べた。

東日本地区(関東地区)の新年祝賀会は1月10日に開かれた。現在、同社の社員数は1,150名となっており、東西分かれた祝賀会は今年が初めてとなる。


「おしゃべりドラえもんトースター」を2万名にプレゼント
■アートコーポレーション

アートコーポレーション(本社・大阪府大東市、寺田千代乃社長)は、アートオリジナルの「おしゃべりドラえもんトースター」を2万名にプレゼントする引越キャンペーンを始めた。1月4日から3月25日までの期間中に見積りをし、成約し、期間中に引越を完了した人の中から抽選で2万名にプレゼントする。 前回行った「ドラえもんトースター」のプレゼントキャンペーンが好評を博したことから、今回のオリジナルトースターでの引越キャンペーンも人気を集めると予想される。新トースターは、トーストにドラえもんのイラストが焼き出されるほか、ドラえもんの声と音楽が流れるというユニークなもの。三洋電機製。当選者には4月中旬から順次発送される。


環境にやさしい乗用車「ヴィッツ」が当るミレニアムキャンペーン
■引越社

引越社(本社・名古屋市中区、角田淑子社長)は、トヨタの環境にやさしい乗用車「ヴィッツ」が当るミレニアムキャンペーンを始めた。新聞チラシにあるアンケートに回答した人の中から抽選で3名に「ヴィッツ」をプレゼントしようというもの。また、引越社関西(同・大阪市東淀川区、同)もエコロジーキャンペーンというネーミングで「ヴィッツ」3台が当るプレゼントキャンペーンを始めた。こちらは「○○○○マークの引越社」の○の中にあてはまる文字を回答するというクイズ形式。いずれも締切は4月30日。プレゼントキャンペーンの賞品もいよいよ乗用車の時代になった。

また、引越社関西は新聞の折り込みチラシを今年から見開きB3の大きさにした。引越会社の折り込みチラシはB4サイズがほとんどだが、見開き大判にしてアピール。「Ari-san Press (アリさんプレス)」というネーミングでコミュニティーペーパー(地域広報誌)の体裁をとっている点もユニークだ。今年の正月号が5号目で「2000年お正月・保存版」としている。正月号には、引越社の活動ぶりやサービス内容が詳しく紹介されている。昨年11月、角田淑子社長が財団法人日本ユニセフ協会(国際児童基金)に100万円を寄付したニュースも紹介されている。引越サービスの新メニューとして、

  1. 全作業内容の確認
  2. 責任者の明示(帽子にマーク)
  3. 家具を清潔にして荷造り
  4. 寝具カバーの採用
  5. 転居先ですぐ使うものを集めた「すぐ使う」箱
  6. 床の傷を防ぐキルティング
  7. キーパーシート
  8. 靴下の履き替え
─なども紹介している。


10万4,669戸で8.1%増。前月の減少から再び増加 11月の住宅着工戸数

建設省は12月27日、平成11年11月の新設住宅着工戸数を発表した。それによると、10万4,669戸で前年同月比8.1%増となり、10月の減少(0.6%減)から再び増加した。新設住宅着工床面積は974万8,000uで同11.7%増となり、9ヵ月連続で増加した。

利用目的別にみると、持ち家は3万5,514戸で同3.4%増となり、10月の減少(4.9%減)から再び増加。公庫融資による持ち家は1万8,786戸で同4.3%増加し、10月の減少(5.6%減)から再び増加した。貸家は3万7,827戸で同4.3%減少し、2ヵ月連続で減少。分譲住宅は3万748戸で同41.3%増となり、5ヵ月連続で増加した。そのうちマンションは2万291戸で同60.5%増となり、5ヵ月連続で増加。1戸建住宅は1万192戸で同15.4%増となり、3ヵ月連続で増加した。マンション、1戸建住宅ともに大幅増加となり、全体でも引き続き、大幅に増加した。

11月時点では、住宅ローン減税の対象が2000年中に入居する場合に限られていたため、これに間に合わせようと購入を決める人が出て、マンションなど分譲住宅が大幅に伸びたほか、注文住宅が増加に転じた。総戸数の減少率を地域別でみると、首都圏16.9%増、中部圏0.6%増、近畿圏23.3%増、その他地域0.8%減となった。


新成人は164万人で減少傾向にあり、総人口の1.29%と低水準
■総務庁統計局

総務庁統計局の発表によると、平成12年1月1日現在で20歳の新成人人口は164万人で、平成7年以降減少傾向にあり、総人口(1億2,665万人)に占める割合は1.29%となり、昭和62年に次ぐ低い水準になった。

新成人の人口は、第1次ベビーブーム(昭和22〜24年)に生まれた人が成人となった昭和43〜45年に240万人(総人口に占める割合は2.39%でピーク)を記録したが、その後減少に転じ、昭和53年には152万人と最高時の3分の2まで減少した。昭和50年代後半以降、新成人の人口は再び増加し、第2次ベビーブーム(昭和46〜49年)に生まれた人が成人に達した平成4〜7年には再び200万人前後となった。しかし、平成6年の207万人(割合1.66%)をピークに減少に転じ、12年は前年より6万人少ない164万人(割合1.29%)に低下した。

今後も減少傾向が続き、平成17年には150万人を下回り、22年以降は120万人前後になると予想している。


日立物流との提携機に物流拠点、車両、ドライバーを大幅拡充
■福山通運

福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は、宅配便などの小口貨物輸送で利用する物流センターや集配車両、ドライバーを今年から3年間で大幅に拡充する。物流拠点は3年間に約80ヵ所新設し、全国440拠点(グループ会社含む)とする。集配車両とドライバーの拡充は拠点整備に合わせて段階的に行なう。ドライバーは3年間で約3,900人増員し、1万5,000人とする。集配車両は1〜2トン車を中心に3年間で3,300台増車し、1万4,000台とする。総投資額は3年間で500億円を超えるとみられる。

福山通運は日立物流と業務提携し、全国の拠点を相互利用する方針を打ち出しており、日立物流の約140ヵ所の拠点と合わせると、3年後には全国約600拠点体制となる。インターネット通販の普及とともに市場拡大する小口貨物輸送に対応したもの。 小口貨物競争で先行するヤマト運輸、日本通運、佐川急便などへの対抗策だが、引越分野についても影響が出てくるとみられる。


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