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引越広告のここが気になる

その121

読ませるキュラーズの「収納タイムズ」

 3月中、当マンション(東京都墨田区南端、戸数約50)の集合ポストに入った引越とその関連サービスの宣伝チラシ類は2件。1つは、レンタルスペースのキュラーズのチラシ(10日、B4版、新聞折り込み)。両面をフル活用した読みでのある内容だ。片面は「収納タイムズ」とタイトル付けしたマガジン風のつくり。宣伝内容を囲み広告風のコラムにするなど凝っている。大見出しは「お部屋の整理 どうにかしたい!!」。写真を豊富に使って「なるほど!かしこい!みんなはこんな風に使っています!」と複数情報を提供。「キュラーズでこんなにおトクに片付いた!」コーナーには使用前・使用後の部屋写真入り。婦人誌のノリだ。「キュラーズで防災対策」のコラムも目を引く。「ご自宅と『キュラーズ』に分散して収納すれば安心ですよね」。また「TVでも注目!」として放送で紹介された番組名を連ねている。

島忠、チラシにも「引越業者割引サービス」

 引越関連チラシのもう1つは、ホームセンターの島忠のチラシ(20日、新聞大、新聞折り込み)。店頭でもPRしている「新生活に嬉しい! 島忠・ホームズだけの5つのサービス」の紹介コーナーをチラシの真ん中に置いている。5番目のサービスとして、「引越業者割引サービス 特別割引20%OFF実施中」をうたい、引越社を紹介。

 3月中、気付いた範囲では不用品回収業者のチラシはポストに入っていなかった。引越・片付けのシーズンとあって、日曜日ともなると不用品回収に回る軽トラの拡声音はマンション内にもよく聞こえてきた。17日(土)に当地を通りかかった軽トラは、ノートパソコンから始まる8品目を回収しますと伝えたあと、「お引越のお手伝いなど気軽にお声掛け下さい」で締めくくった。

新築一戸建ての売り出し街道とは

 当地から建物5棟分、南へ行くと道路になる。ここを越えると大通りからも離れるため、マンションがぱったりなくなり、木造モルタル造りの一軒家が軒を連ねる一画になる。この辺りがちょっとした新築一戸建ての売り出し街道となっている。最近では土地約100坪に4件の建て売り一戸建て(3階建て)が売り出され、最後の1件の内覧会が続いている。この4件の南隣はまた別の販売元によって5件が新築された家々だ。また4件の向かいにはやはり同じような一戸建てが別の販売元から売り出されている最中。この並びも少しずつ古い民家や住宅兼自営店舗が建て売りに変わっていった。

 敷地面積が近いせいか、開発業者が違っても外観がよく似て見える。もともと下町らしいひなびた家が多いため、建て変わると外観は一変する。元の家はそれぞれ全く違う構造だし、築40年前後と思える年月のためか風情もそれぞれ独特だった。元の住人は高齢者が多いに違いなく、どこへ引越たのだろうと思う。


【中島佐恵子・主婦/元物流記者】

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