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民族衣装の起源が、男性はチべット系、女性はインド系ということからして、中国とインドに挟まれた複雑な国情がわかるが、九州と同じ位の国土に70万の人口のブータンは、国民総幸福量を建国の理念に掲げ「1.持続可能な社会経済開発 2.環境保護 3.伝統文化の振興 4.優れた統治力」(ブータン王国名誉総領事館のHPより抜粋)の4本柱で国の指針を明確にしている。君主制の歴史も新しく、難題課題も多いだろうし実情は理想に遠いのかも知れないが、「幸福」という言葉を「しあわせ」と実感出来る国にしようとしている点で、見習うところが多い。 全日本トラック協会のホームページで、被災地の復旧に取り組んだ岩手県トラック協会の災害物流記録用映像を見た。膨大な物資を手際よく処理し、避難所へ向かうトラックの貴重な映像だ。TBSラジオ系列で全国放送した特別番組「トラックは生活(くらし)と経済のライフライン〜東日本大震災とトラック輸送〜」という番組のことも知った。緊急物資を運ぶドライバーの生の声は、映像や活字の行間では読み取れない迫力を持つ。九死に一生を得たから、残された命を託された命として仕事に取り組むオーナーの話が胸を打つ。トラックと地域とのかかわりあいを掘り下げる未来に向けた点でも、この映像に敬意を表したい。 ドライバーが必死で届けた救援物資、それを感謝する被災地の人々。感謝の笑顔・感謝の涙が、人の心をまっさらにし、それを知る人が感動する。この感動のトライアングルは、立場を代えて循環する。ここからはみ出す人が少ないうちは、日本人だって捨てたものではない。 家のまわりの銀杏は、いつになくもたついていて、すっきりしない。 今は落ち葉の女王様、桜紅葉を楽しむ。 楽しむ心を妨げる雑音が、遠のく毎日でありたい。 (ロッテンマイヤー・運営サイト:ガラクタ本屋) 「引越って何?」の連載は今回で終了します。11年4カ月の長期連載となりました。新年からは新タイトルのもと、新連載をスタートします。寄稿者は同じロッテンマイヤーさんです。ご期待ください。 |
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